学科
航空業界で大活躍!
グランドハンドリング将来の仕事
グランドサポート学科がカバーする職業は、空港で見ることができるものから
その裏方のものまで多岐に渡ります。どれも安全・定時・快適な空の旅を支える大事な職業ばかりです。
成田国際航空専門学校卒業生が活躍しています。
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1
マーシャリング
パドルを使って決められた動きでパイロットに指示を出し航空機を安全に停止位置まで誘導します。停止位置は機種ごとに決まっていて、ボーディング・ブリッジ(搭乗橋)を適切に接続するために正確さが求められます。
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2
燃料給油
出発便ごとに決められたジェット燃料を航空機に正確に搭載します。ジェット燃料は可燃性の液体です。気化すれば引火の危険性もあるので徹底した安全作業が求められます。また、安全な飛行のため燃料の品質管理も重要です。
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3
航空機プッシュバック
出発する飛行機を特殊車両でスポット(駐機場)から誘導路まで移動させる業務です。定位置まで飛行機を移動させたら連結を切り離し、車両を安全な場所まで移動させ、最後は手を振って飛行機を見送ります。
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4
機用品管理
飛行機に搭載する、機内でサービスする販売品、シートポケットに入っている機内誌や安全のしおり、イヤホンなどを運航便ごとに準備するスタッフです。ここで準備した機内用品は、機内清掃スタッフに引き継がれます。
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5
ケータリング
機内食の搭載を行います。機内食の内容や搭載数は行先やシートのクラス(エコノミー、ビジネス、ファースト等)によって異なります。機内食も快適で楽しい空の旅を彩る大切な要素となっています。
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6
航空貨物
地上で集められた様々な貨物は飛行機に搭載できるよう、内容物に合わせて必要な手配や取扱いを行います。到着貨物は速やかに引き渡せるよう、案内や手配を行います。
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7
機内清掃
航空機が空港にいる限られた時間内でゴミをまとめ、トイレやシートテーブル、カーペットまできれいにします。そして、機用品管理スタッフが準備した機内用品を補充します。客室の準備を整え快適な空間を作る仕事です。
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8
手荷物・貨物投降載
機体周りで最も目立つのは貨物等の搭降載です。到着便から次々と貨物を降ろし、次の便に搭載する貨物を決められた順番で決められた場所に次々と搭載していきます。特殊車両を駆使して流れるように作業していきます。
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9
手荷物ソーティング
航空機から取り降ろした手荷物をベルトコンベアーに載せて、お客様の手荷物受取場へ流す作業です。様々な大きさ・重さ、貴重品や割れ物が入っている手荷物を、お客様が引き取りやすいような向きになるよう丁寧に載せていきます。
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普段はあまり聞き慣れない
”エアカーゴ”とは
いったいどんな仕事?航空貨物”エアカーゴ”とは
海外通販で世界中の「欲しいもの」が簡単に手に入るのは「早く・安全・確実に運ぶ」ことができるエアカーゴ(航空貨物)があるからです。アジアの新興国の工場で作った「もの」を「早く・安全・確実に運ぶ」ことで新興国の経済発展に一役買っているのもエアカーゴです。また、世界で発生する災害被災地への支援物資輸送でも「早く・安全・確実に運ぶ」エアカーゴが重要な役割を担っています。豊かで助け合える世界の実現にエアカーゴは欠かせません。
”エアカーゴ”でどんな物を運ぶの?- 部品搬入中の大型特殊貨物機
- レーシングカーの運搬も!
宅配便や工場から出荷されたものが多くを占めますが、それだけではありません。貨物専用機では、レーシングカー、イルカやシャチ、競走馬、美術品や精密機器などデリケートな扱いを要するものや、危険物など様々なものを運びます。これらの特殊な扱いを要するものを安全・確実に飛行機で運搬するには、それぞれに合った梱包、搭載場所、証明等の書類が必要になります。
航空貨物の仕事地上で集められた様々な貨物は飛行機に搭載できるよう、内容物に合わせて必要な手続きや梱包を行います。到着貨物は荷解き入荷手続きを行います。
ここで働くスタッフは輸送状の作成や、危険物輸送手続、運賃の計算などを行う、航空貨物に携わるスペシャリスト。IATAディプロマ(国際航空貨物取扱士)があれば世界中の貨物代理店での活躍も視野に入ってきます。
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航空業界で活躍する成田国際航空専門学校卒業生たち
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株式会社JALカーゴサービス髙橋 ありすさん2019年3月卒業 2019年4月入社
千葉県:千葉敬愛高等学校 出身-
成田国際航空専門学校 在学中
実際の仕事に役立つ授業や設備が揃う学習環境
幼い頃から飛行機が好きで、将来は絶対に飛行機に携わる職場で働くと決めていました。大学へ進学するか、専門学校へ進むかで悩んでいた時、航空科学博物館での様々な学校の説明会で成田国際航空専門学校を知りました。オープンキャンパスや体験授業に参加して、航空業界の知識と経験が豊富な教官方がたくさんいることや設備が充実していることを知り、この学校で学び、航空業界へ進みたいと強く感じて入学しました。学校で学んだ貨物一般の知識や貨物ハンドリングの流れと専門用語は、今の仕事にとても役に立っています。また、現場で使用するものと同じ器材で授業が受けられたことや様々な資格を取得出来たことも成田国際航空専門学校で学んで良かったと感じる部分です。
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現在
関係各所と緊密にコミュニケーションを取りながら業務を実施
今は輸入部門のロジスティックサービスグループで空港間トラックの手配を行っています。主要空港の担当者及び多くの運送会社とのコミュニケーションが必要な業務なので、やりがいと責任を感じています。以前、輸出部門在籍時に、急遽、1時間後までに搬入しなければならない貨物の取扱依頼を受けたことがありました。関係各所やメンバー間で情報を共有し、予定の便に搭載することが出来た際、お客さまから「とても助かりました。髙橋さんや皆さまのおかげです。」と言われた時は、この仕事に就いて良かったと実感しました。
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充実の施設と設備で、
航空業界へはばたくプロフェッショナルを育成