学科・コース

目指す舞台はエアポート。
『グラハン』と『エアカーゴ』のプロへ
飛行機の到着から出発までの地上支援業務を一手に引き受けるグランドハンドリングと、空港に集約した貨物を安全・確実に飛行機に乗せるための準備を行うエアカーゴのプロを目指すのがグランドサポート学科です。

『グラハン』のプロを目指す(航空機地上取扱い)
駐機場(エプロン)を舞台に到着便誘導から始まり貨物等の取りおろし、機内清掃、燃料給油、機内食の搭載、貨物等の搭載など次のフライトに向けた準備を短時間で手際よく安全に行い、プッシュバックで駐機場から飛行機を出して見送るまでの一連の業務を総称してグランドハンドリングと呼びます。それぞれの業務に専門性があり、的確な作業とチームワークが求められます。まさに空港という舞台に欠かせないキャストがグランドハンドリングです。

『エアカーゴ』のプロを目指す(航空貨物)
今や世界の物流に欠かせない存在となった航空貨物。海外通販の品物や工業製品などは当然として、高級外国車、美術品、医薬品、高価なもの、野菜や果物、動物や水槽に入った魚、衣料品や危険物などなど……。取扱いがデリケートなものから超重量物まで様々なものを傷つけず、安全かつ素早く確実に運ぶためには、飛行機に搭載する前や取り降ろす前の様々な手続きや準備が重要なのです。世界中のモノを世界中に動かすのが航空貨物(エアカーゴ)のプロです。
グランドサポート学科の強み

伝えるのは経験、得るのは実践力
離発着する飛行機の周辺や空港に運び込まれた膨大な貨物や手荷物に囲まれた現場は、様々な業務が同時に進行し、刻刻と状況が変わっていきます。その流れにのって安全・確実に業務を遂行するための知識・技術は、その経験を持つ者にしか伝えることができません。膨大な現場経験を持つ教官が本物を用いた実習で学生に実践力を惜しみなく伝授していきます。
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広大なエプロン(駐機場)と本物の特殊車両で行う実習
実習で使用する特殊車両やドーリー、コンテナは全て空港で使用されていたものです。そして、それぞれの車両を同時に動かし空港さながらの複合的な動きまで実施できる広いエプロン。本物を使って現場を常に見据えた実践的な実習を繰り返すことで、即戦力へと成長していきます。航空貨物の現場を見据えたフォークリフトの操作や積み付けの実習も基礎から応用まで本格的におこないます。 -
危険予知とコミュニケーションを重視
空港では、飛行機の出発に備えて大勢の人がそれぞれの業務を遂行します。そのため、危険が潜む場所を予測・特定し、危険回避する手順を常に考えます。そして、合図、声出し、意思表示や周りの動きの予測などのチームワークも重要になります。実習や座学を通じて、グラハン歴数十年もの経験を持つ教官達が直に伝授する危険予知とコミュニケーション力は、現場に出て気づく大きな武器になるはずです。
取得可能資格
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危険物取扱者乙種第4類
消防法に基づき引火性液体全般(ガソリン、灯油等)を取り扱うことができる資格で、燃料給油会社では必須の資格となります。
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航空特殊無線技士
航空機と地上を結ぶ低出力の無線設備(航空交通管制の用に供するものを除く)の操作や簡単な技術操作等を行うことができます。
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フォークリフト運転技能
フォークリフトの操作に必要な資格です。特に貨物上屋での積み込みを行うエアカーゴの仕事では必須の資格です。
在校生のVoice

高校生の時、修学旅行で飛行機の窓から見えるグランドハンドリングのスタッフがとてもかっこよく、強い憧れを持ち成田国際航空専門学校への入学を決意しました。
外での実習授業はフレンドリーな教官と安全を第一に考え、基礎から学び実際に使われている器材を操作し現場に近い環境で訓練しています。
座学授業では少しでも疑問に思ったら、すぐに教官に質問するように常に心がけて集中して取り組んでいます。
将来は安全・確実・迅速に作業できる人になり、周りの仲間に信頼されるグラハンスタッフになれるようにこれからも頑張ります。

オープンキャンパスの際に成田国際航空専門学校の強みである実習場の広さや、充実したカリキュラム、教官方の的確な指導に魅力を感じ入学を決意しました。
実際に現場で使用する器材が揃っており、活躍されてきた教官方の経験が実習に活かされているのも魅力の一つです。
実習で仲間と改善点を指摘し合ったり、教官に方にアドバイスをもらったりと常に向上心を持ちながら日々の授業をすごしています。
将来は、先輩、後輩、同期からも信頼されるグランドハンドリングになりたいと思っています。
航空業界で活躍する成田国際航空専門学校卒業生たち



少人数だけに授業内容が濃い
企業見学では実際の現場を見ることができ、授業で行っていることを確認できたので、非常に印象に残っています。また、プライベートでもクラスメイトとの交流があり、テスト前などは一人暮らしの友人宅に泊まり込み、一緒に勉強することもありました。

責任とやりがいを感じる日々

充実の施設と設備で、
航空業界へはばたくプロフェッショナルを育成